トップインタビュー

インタビューを通して、弊社代表取締役・小清水良次がシステムサポートの根底に息づくスピリットを自らの言葉で語ります。

第四章
私たちが創造するシステムサポートの未来像
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今後はIT企業として、どのような方向性を探っていくお考えでしょうか。

独立系として、「日本一」の製品やサービスを数多く生み出すことを目指します。日本一にもさまざまな基準があるでしょうが、自社パッケージ「建て役者」などの国内シェアとオラクルマスターのプラチナ保有者数が増えることによる差別化などをはじめ、それ以外にも国内に誇れる製品やサービスを打ち出していけるかが大事です。

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システムサポートが目指す「日本一」とは。

「ナンバーワン」と「オンリーワン」、その両方ですね。社内や展開する事業の中に、何でもいいから日本一として誇れるものを、いくつも作っていければいいと思っています。さすがに会社の大きさや売上額ではトップを取るのは難しいですが、それ以外に小さな日本一が増えれば、会社としての誇りにもつながっていくはずです。

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それを目指すために、特に重視されている点は何でしょうか。

当社は経営のコンセプトとして、「システムサポートらしさ」と「主導権化」の二つを掲げていますが、この「主導権化」は企業としての評価を確立することで、出された要望にただ従うのではなく、お客様が気づいていなかった部分も指摘して、テーマやコンセプト、価格、納期などに関して、専門家として主導権を握りながら、ソリューションを提案していく姿勢を指します。
それを実現するためには、お客様と深い信頼関係を築く必要があります。主導権を持って創造性のある仕事をするために、私はエンドユーザーと直接かかわる仕事作りにこだわってきたわけです。社員ともども、エンドユーザーから直接請け負う仕事作りにこだわって、お客様と現場で言葉を交わしたり、ありがとうの言葉を聞けるポジションを確保していくことが重要なんです。

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社員からの提案制度もあるそうですね。

「いいね!やってみまっし制度」です。これは金沢の方言で「まずはやってみよう」という意味で、社員からの提案を積極的に受け入れ、事業化を目指す制度です。エンドユーザーと常に接している社員が、実は今何を顧客が求めているか一番知っているわけですから、社員からの提案が一番可能性があるわけです。実際に、クラウド型シフト管理システム「SHIFTEE」をリリースするなどの実績も生まれています。

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北米にも拠点を設立しました

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アメリカのシリコンバレーには、IT業界における世界的な先端企業が集中していて、全世界に向けてイノベーション(技術革新)が発信されています。それをいち早くキャッチして、日本へ向けたビジネスとして発展させたいと考え、シリコンバレーに拠点を設立しました。実際に、企業向けのITサービスマネジメントサービスであるServiceNowをいち早く日本に導入、日本企業初の「Bronze Services Partner」に認定され、弊社の事業の大きな柱に成長しています。
また2016年には、カナダ・バンクーバーにも拠点を設立し、在北米の日系企業向けBPOサービスをスタートしています。
システムサポートは本社のある金沢から思い切って外へ出ていったからこそ、今の急成長があったのだと感じています。自社製品で国内トップシェアを目指したり、オラクルマスターの資格保有者を増やしたり、海外から日本へ情報を発信したり、すべては日本のIT企業として、独自の個性を発揮する存在になるためのチャレンジなのです。

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それらのメッセージも含めて、社員に一番伝えたいことは何なのでしょうか。

「自分は何のために仕事をしているのか」ということですね。もちろん自分自身が生きていくためではあるのですが、それだけでは、困難に出くわしたときにモチベーションが続かない。やはり苦しい時にも頑張るためには、自分以外に別の目的が必要で、きっと何かお金に換えられない価値があるはずなんです。
当社の社員は優秀な人間ばかりですから、もっと大きな企業に行こうと思えば行けるんです。楽しい会社だから、おもしろくて可能性のある会社だから、何か新しいことにチャレンジできる会社だから、だからシステムサポートで仕事をしている。社員たちがそう思っていてくれたらうれしいし、社長としてもそんな働きがいや魅力のある会社にしていきたい。私からのメッセージを通して、社員たちが自らの可能性を追求できる企業創りに貢献できていたら幸いです。